SUS304と304の違い

sUS304と304の違い:

これは同じ種類のステンレス鋼材であり、違いはありません。SUS304ステンレス鋼と304ステンレス鋼は完全に同じですが、各国でステンレス鋼の規格番号が異なります。SUS304ステンレス鋼は日本の名称で、304ステンレス鋼はアメリカの名称であり、我が国では0 Cr18Ni9と呼ばれます。

SUS304は日本のJIS規格の材料で、日本のSUSシリーズのオーステナイト系ステンレス鋼です。中国の0 Cr18Ni9やアメリカの304に相当します。

SUS304は高温ニッケルを含み、室温ではオーステナイト単相構造であるため、Cr13ステンレス鋼と比較して高い耐食性を持ち、低温、室温、高温においても高い塑性と靭性があります。また、良好な冷間成形性和溶接性がありますが、室温での強度は低く、粒界腐食や応力腐食への傾向が大きく、切削性が悪い特徴があります。オーステナイトは加熱しても相変化しないため、熱処理による強化はできません。しかし、SUS304ステンレス鋼は優れた耐熱性があり、腐食抵抗性と成形性を持つ装置や部品の製造に広く使用されています。

現在、SUS304ステンレス鋼は食品、化学、原子力などの工業用設備や装飾分野で広く使用されています。